設備投資の優先順位の決め方

飲食店や食品工場等を営んでいると様々な問題や課題が出てくると思います。
例えばレイアウトの問題、冷えないや暖まらない、蒸し暑さや臭いの空調換気設備の問題、水回りやユーティリティーの問題などがあると思います。
多種多様な問題がある中で何から手を付ければよいか困ることはないでしょうか?
このコーナーでは「ビジネスフレームワーク」を用いた優先順位の分析方法を紹介していきます。

   

設備投資の優先順位はどう決める?

ビジネスフレームワークのご紹介①

ビジネスフレームワークには様々な種類があります。
今回は問題解決の優先順位を決める「緊急度・重要度マトリクス」というフレームワークを紹介いたします。

緊急度・重要度マトリクス

概要

「緊急度・重要度マトリクス」は問題の優先順位を「緊急度」と「重要度」の二つの点から整理・検討するフレームワークです。このマトリクスで全体像を可視化し、優先順位を決めていきます。
具体的な使い方ですが、まずホワイトボードかA3用紙を用意して縦軸に重要度の高低、横軸に緊急度の高低を記入します。そして今ある問題を付箋に記入し、マトリクス上に配置します。
重要度が高く、緊急度が高い問題が、もっとも優先順位が高い問題です。
重要度、緊急度のどちらかが高い問題は判断が難しい問題です。費用対効果を検証して再検討すると優先度を整理できるかもしれません。
重要度、緊急度がどちらも低い問題は先送りにしても良いかもしれません。ただし年数が経つと重要度、緊急度が変化することがありますので注意が必要です。

実例

何を重要、緊急な問題と判断するかは立場やシチュエーションによって変化します。
例えば食品工場で「虫が食品に混入した」という問題があったら、付箋にその問題を書きます。これは重要度も緊急度も高い問題なので右上に配置します。
その他にも「滑って転んで労災が発生した」という問題なら、付箋にそう書いて配置します。これをどんどん繰り返しています。
付箋が多くなったら配置個所を検討して移動していくことがポイントです。
最終的にマトリクスの右上の部分に残った問題が重要かつ緊急性の高い問題となります。例では「虫が食品に混入した」が当てはまりました。

まとめ

このコーナーでは飲食店や食品工場の設備の問題解決方法を中心にした記事を配信していきます。
「ビジネスフレームワーク」は問題の解決に向けた設備投資の優先順位を決める手助けになります。今回は問題の優先順位を整理する「緊急度・重要度マトリクス」を紹介いたしました。
みなさまが抱える問題解決の手助けになれば幸いです。