ここ最近、健康志向の高まりから需要が広がり、店頭にも多く並ぶようになり、一般の方も口にする機会が多くなった大豆ミート。通常の動物肉が豚、牛、ラムなどでマッチする料理があるように、大豆ミートにも料理の味とマッチするメニューがあります。普段の肉料理の代替として食卓に並べる際にはどのような調理法がおすすめかこれから紹介していきたいと思います。
オススメの食べ方①【カレー】
初めにご紹介するのはカレーライスの具材として大豆ミートを活用する食べ方です。
調理方法は一般のカレーライスと変わらず、動物肉を大豆ミートに置き換えて調理していきます。
特に具材がごろっとしたタイプのカレーでブロックタイプの大豆ミートを使用するよりも、キーマカレーのような細かな具材の中にそぼろやひき肉に近いミンチタイプの形状・食感の大豆ミートを溶け込ませるのがおすすめです。
ミンチタイプの形状であれば大豆ミート自体に味も染み込みやすく、特別長時間煮込んだりするような必要が無いため、調理時間も長くかからずに簡単に作ることが出来ます。
カレーライスであればお子さんも食べやすく、ファミリー向けの調理方法の代表的な一つと言えるでしょう。
このミンチタイプの形状の大豆ミートのその他のオススメメニューとしては、ミートソースや麻婆豆腐などもあります。
オススメの食べ方②【ジャージャー麺】
次にオススメの食べ方としてご紹介するのは、ジャージャー麵の具材として調理する方法です。
こちらも通常豚のひき肉を使用するところを大豆ミートに置き換えたものになります。
ジャージャー麵特有の辛味噌のような味付けとも非常にマッチして、大豆臭さを全く感じることなく食べることが出来ます。
料理に使用する大豆ミートの種類としては、先程のカレーと同様ミンチタイプか、以下の画像のようなブロック状のものを小さめにカットしたものを用いても、食べ応えがあり、大豆ミートの食感を楽しむことが出来ます。
ジャージャー麺に限らず、大豆ミートを加工せず、大きさを残したまま調理する際には、少し小さめにカットして具材として使うのがおすすめです。その理由としては、大きめのサイズで調理した場合、大豆ミート自体に味が染み込みにくく大豆臭が思ったよりも残ってしまったり、味の染み込みに時間を要して調理時間が長くなってしまう場合があるからです。
時間に余裕がある際は大きなサイズ感で、様子を見ながらの調理にチャレンジするのも良いと思います。
オススメの食べ方③【和え物】
最後は少し変わり種で、大豆ミートと昆布を出汁で味付けして和えたものになります。
この際の大豆ミートはフィレ状の薄いタイプの大豆ミートを5ミリ幅程でカットしたものになり、この食べ方だと肉の代わりではなく、「大豆ミート」としての料理として成り立っていました。
食感としてはお浸しのような感じで、何かに例えるのであれば、油揚げが一番近いのかなといった感覚で、全く大豆臭も感じることなく最後まで完食することができました。
おかずで何かもう一品といったときに簡単&おいしいので、非常に活用できるような大豆ミートの調理法であります。
また同じようなフィレ状の大豆ミートを料理に使用する時には、焼肉のカルビの代替や生姜焼きで豚肉の置き換え、また、今回のようにカットすれば青椒肉絲の具材としても活用することが出来ます。
様々なアレンジが可能な大豆ミート
今回ご紹介したおすすめの調理法は数あるレシピの中のほんの一部で、他にも多種多様な大豆ミートの調理法・食べ方があります。それらのレシピをうまく活用して、普段の肉料理よりヘルシーに食事を済ませたいときや、何かいつもとは違ったアクセントが欲しい時に大豆ミートを食卓に並べれば、美味しく大豆ミートを食べられるでしょう。
また、以前に大豆ミートが身体にどういった影響を与えるのかといった記事も書いていますので、ご興味のある方は以下のURLよりご覧ください。