食品工場などでは、過酷な環境が付き物で、40℃を超えるような高温の調理室が存在します。 業務中に従業員様が熱中症になってしまった場合、労災の対象になる可能性があり、頭を悩ましている事業者様はいませんか?
この記事ではいくつかの具体的な解決策をご紹介いたします。
過酷な環境と熱中症発生状況
食品工場で働く従業員様は、異物混入や毛髪・体毛落下防止の為、目以外はほとんど肌を出さない服装であり、どうしても体内に溜まった熱が抜けにくい状況。 そして加熱調理室などでは、巨大な鍋や釜が何台も並んでおり、そこから発生する熱によって、40℃を超える部屋なんていうのはよくあります。 総務省発表の「令和2年度の熱中症による緊急搬送状況」では、熱中症による救急搬送人員の累計は 64,869人であり、その内7,065人(約10%)は工場などの職場における発生です。
つまり労働環境の改善は重要課題なのです。
対策方法
対策案①「設備導入」
A:スポットクーラーの導入
小型床置きタイプのものから、天井設置の大型機までラインナップは多数。作業エリアに対して局所的に冷風を当てるので、空間を冷やすよりエコ。
B:外調機の導入
天井裏への設置若しくは屋外への設置がメインで、比較的規模が大きくなりがち。スポットクーラー同様に局所的に冷風を当てる事も可能。
対策案①「設備導入のデメリット」
設置場所と導入コストの問題。
【設置場所問題】
室内・天井裏・屋外などで設置場所を確保する必要があり、工事が大規模になりやすい。小型のスポットクーラーであっても、コンセントへ電源コードを差し込む必要がある為、台車ルートをまたいで設置が出来ない。
【導入コスト問題】
産業用の外調機導入などを導入する場合、設備費用+工事費用で数百万円~数千万円の費用が発生。スモールスタートには不向き。
空調服®ってどうなのか?
涼しさのメカニズムとは
最近工事現場でよく見るけど、なぜ涼しいのか?
人は体温が上がると脳が感知し、必要な量の汗を出します。汗が蒸発する際の気化熱で気温を下げる「生理クーラー®」と呼ばれるメカニズムは「汗を蒸発させるための仕組み」が備わる事で、十分な効果を発揮する事が出来ます。 空調服®はファンから服の中に外気が取り込まれます。取り込まれた空気は、服と体の間を平行に流れ、その過程でかいた汗を瞬時に蒸発させます。わかりやすく言うと、汗をかいて扇風機の前に行くとかなり涼しいですよね?あれです。
イニシャルコストも安い。そしてエコ。
導入コストは1着数万円からであり、設備と比べるとイニシャルコストは雲泥の差。そして気になる電気代、1日10時間着用した場合、1ヶ月(充電式んニッケル水素電池を用いた場合)約20円と非常に安価です。
食品工場向けの空調服®があれば。。。
熱中症対策、作業環境改善について頭を悩ませている事業者様は多いいのではないでしょうか?「設備を導入したいけど、コスト面のハードルが。。」 もし食品工場工場向けの空調服®があれば、安価に対策できますよね?その要望に応えられる画期的な商品が実はあります。詳細は下記にて。