飲食店・厨房のエアコンが効かない原因|故障リスクの軽減方法とは

 飲食店において、エアコンは夏場の生命線です。しかし、エラーが発生して数週間の間冷房が使えない…ということも珍しくありません。エラーを未然に防ぐにはこまめな清掃が欠かせませんが、「ただでさえ忙しいのにエアコンなんて気にしていられない…」という声もあるでしょう。
また飲食店のエアコンは空調の効きが悪くなりやすい傾向にあります。それは環境的な要因が大きく、メンテナンスが重要とされております。
 本記事ではエアコンの掃除等のメンテナンスをしないと何が困るのか、飲食店で起きがちなエアコンの故障・冷えないの原因を簡単に解説しています。効率の良い対処法も紹介しているので、ぜひご覧ください。

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飲食店におけるエアコンとトラブルの関係性

エアコンの故障トラブル

お客様に美味しい食べ物に集中いただく為に、清潔で心地よい環境づくりは、飲食店にとっては大変重要なポイントになります。
実際に空調機の不具合は厨房機器の不具合に継いで発生頻度が多くなっているデータもあります。
またその故障トラブルにより、お客様に大変暑い思いをさせてしまった、料理が出せなくなり途中でお客様に帰っていただく事態になったという事例もあります。
その中でトラブル予防のポイントとして、設備に関してとにかくメンテナンスを実施して清潔な状態を保つこと、トラブル発生時に対処できる会社リストを作成しておくこと、信頼できる業者を見つけておくことがあげられております。
引用元:厨房機器や空調の不具合が、お客様とのトラブルを招きやすい。

このように厨房も含めた多くの設備機器を要する飲食店は、設備機器が問題なく稼働できるかが営業に大変大きな影響を与えております。

しかし、飲食店ではエアコントラブルが多々発生してしまいます。
具体的には効きが悪くなる、ドレンエラーが頻繁に出るということが生じます。
こちらは設置環境が大変大きく影響しており、次に設置環境に関して詳しく説明していきます。

飲食店のエアコンの設置環境と故障・効かないのメカニズム

飲食店は大変清潔な状態で保たれているところが多いです。
しかし、目に見えない部分でどうしても汚れが発生してしまい、その汚れが原因でエアコンの故障を招いてしまうことも珍しくありません。
飲食店にはガス調理や油を使用した調理により目に見えない油煙により気づかない間に汚れてしまうことがあります。
特に厨房は油煙が発生する場所であり、厨房の換気設備を大きく汚す場合があります。こちらはダクト内火災の可能性があるので、定期的な清掃が必要です。また空調機も同様に周辺の空気を吸い込み、空気を冷やす又は温めてから室内に吹き出す為、吸い込み口に油煙がついてしまうことがあります。厨房とお客様のいるホールが仕切られていない場合には、ホール側・厨房周辺の空調機でも機内が大きく汚れてしまいます。また空調機に付着した油分には粉塵が付きやすくなるため、見た目もかなり汚れてしまい、空調機のプラスチック部分の劣化を早めてしまいます。
特に室内機のパネル部分は長年の油汚れで、作業中に折れてしまい部品交換が必要となったり、部品がなくて元に戻せなくなる場合もあります。
空調機のフィルターも室内機の中も、油も埃だらけで汚れてしまう場合も多く、飲食店は汚れやすい・汚れが目立ちやすい特殊な環境です。
油煙で室内機の劣化を軽減させるには、油煙をきちんと排気すること、空調機のメンテナンスを定期的に行うことが重要になります。

では油煙がどのように空調の効きの悪さにつながるのでしょうか。

まず一つ目の原因としては、熱交換器が油煙により汚れてしまうことです。
油煙が室内機の熱交換器と言われる空気の熱交換を行う部分に付着しまうことで、
空調の冷えが悪くなってしまいます。
熱交換器はフィンと言われる薄い金属板を細かく並べたところに風を通し、冷たい・暖かい空気を作り出しております。
その風に油やほこりが一緒に流れてくると、熱交換器に油・ほこりが付着・蓄積し、熱交換器に汚れの膜ができてしまいます。
その結果、熱交換器でうまく冷たい・暖かい空気が作り出せずに、冷えが悪い状態となってしまいます。

2つ目の原因としては、風量不足になります。
前述した熱交換器が汚れの膜に覆われることで、風の通り道を狭めてしまい風量不足の原因となります。
また全熱交換器以外にも、空調機にはフィルターが搭載されており、こちらも油煙・ほこりで詰まることで、
適正な風量を吸い込むことができず、風量不足の原因となることがあります。

4つ目の原因と致しましては、空調機のエラーが考えられます。
リモコン上でエラーが発報されない状況でも、空調機で不具合が生じている場合があります。
普段より空調の効きが悪いと思い、点検してみたところガス漏れが発生していたということも考えられます。

3つ目の原因と致しましては、外部環境になります。
厨房機器のような発熱機器を増設したり、それに伴う排気量の増強、外気温の上昇、内装の変更等、
様々な要因が考えられます。


また飲食店でよくみられるエアコンの故障ですが、ドレン関連のエラーが良く見られます。
ドレンとは空調機で発生した結露の結露水のことで、結露水を排水に流す為の装置が空調機には搭載されております。
こちらの結露水を排出するための装置のエラーが、ドレン関連のエラーになります。
なぜドレン関連のエラーが多いのか。
それは前述したとおり、室内機内が油煙やほこりで汚れが付着しやすいからです。
熱交換器に付着した汚れは、冷房時期の結露水によって洗い流される場合があります。
その結露水+汚れは空調機が排出しようとドレン関連の装置を稼働させますが、
汚れを含んだ水である為、ドレン装置の故障を招く原因になります。

このように飲食店の設置環境は空調機が汚れやすく、エラーが起きやすい、冷えが悪くなる原因にもなることご理解いただたでしょうか。
こちらを防ぐには空調機の定期的なメンテナンス清掃が重要となります。
空調機のメンテナンス清掃のメリットに関して、説明していきます。

エアコンを掃除しないリスクとデメリット

エアコン汚れのデメリット

【電気代の上昇】 
エアコンを掃除せずにいるとほこりが内部にたまり、電気代が上がってしまうことがあります。
① 熱交換器への汚れの付着
 店舗などにみられるエアコンは、一般的に熱交換器と呼ばれる金属の管と板を組み合わせた部品が入っています。夏の場合、管を通った冷たい液体(冷媒)が、熱交換器全体を冷やし、その熱交換器に触れた空気を吹き出すことで、冷房の冷たい風が出てくる仕組みになっています。
 しかし、ホコリがこの熱交換器を覆ってしまうとせっかく冷やした熱交換器が空気としっかり触れ合わないので、空気が十分に冷えなくなり、効率が落ちてしまいます。
部屋が冷えないとエアコンは頑張り続けるので、効率が落ちたまま運転し続け、結果電気代が上昇してしまいます。
② フィルターの目詰まり
またフィルターが詰まってしまっていると同様に、空気をうまく循環できず、冷えた空気を吹き出せなくなってしまいます。
こちらも同様に運転し続けていても室内の温度が下がらない為、長い時間運転し続けて電気代を無駄に消費してしまう場合があります。
またその状態で使用し続けることで、空気を送るファンの故障や天井のカビを招く場合もあります。

【エアコンの故障】
エアコンの清掃を怠るとドレンエラーが発生することもあります。代表的なエラーはドレンエラーです。店舗に多く見られる天井カセット型エアコンでは、発生した結露水(ドレン)は、ドレンパンにたまり、ポンプによって排出される仕組みになっています。
しかしドレンパンを掃除しないと、菌やカビが殖え、スライムと呼ばれるヘドロ汚れが発生することがあります。スライムが多くなるとドレンポンプが詰まってしまい、水の排出ができなくなります。これがドレンエラーです。ドレンエラーは水漏れが発生することもあり、飲食店などの悩みの種となっています。
実際にドレンエラーにより空調機から落ちてきた水漏れがお客様の近くに落ちてしまうということもあります。
またドレンエラーが出なくても、定期的な清掃を怠ってしまうと排水配管が詰まってしまい大がかりな清掃が必要となってしまうこともあります。

特に飲食店においては、オフィスや一般家庭以上にドレンエラーが発生しやすい環境であるといえます。来客が多いということはそれだけほこりや繊維が舞いやすいということで、エアコンに吸い込まれる空気は悪くなっていきます。加えて飲食物由来の物質がエアコンに悪影響を及ぼすことがあります。
例えば、ステーキやハンバーク業態では、お客様に提供された肉が常に油煙を発しているので、エアコンにも油煙が吸い込まれていきます。この油煙がエアコン内部に蓄積していきスライムの栄養となってしまうので、ドレンエラーの発生率は高まるといえます。

エアコン汚れのリスク【カビや菌の温床に】

エアコンはカビが発生する可能性が非常に高いです。エアコンは冷房運転時に内部で結露水が発生します。湿気がおおいためとてもカビが発生しやすくなっています。数年清掃せずにいたエアコンはかび臭いだけでなく、カビの胞子が風に乗って拡散してしまうこともあります。
飲食物を扱う場で空調機の風に乗って空間に菌をまき散らしてしまいカビの臭いでお客様のクレームになったり、空調機の中に溜まっていた埃の一部が剥がれ空調機の風に乗ってお客様のいる空間に埃が落ちてしまう等のリスクが考えられます。

また、特殊な例ですがエアコン内部で細菌が増殖する可能性もあります。レジオネラ症は加湿器や浴槽からの感染が報告されていますが、空調機の結露水うけ(ドレンパン)もレジオネラ属菌が増殖する可能性があります。そのためもあって、一部のビルなどではエアコンのドレンパンを月に1回チェックし、必要なら清掃するように定められています。
参照:厚生労働省HP「建築物環境衛生管理基準について」
きちんと清潔な空間に保つ為にも、定期的な空調機の清掃は必要です。

エアコン汚れの対策

エアコン洗浄

以上のようなカビ発生、エラーなどの問題を解決するには、やはりエアコンのクリーニングが欠かせません。特に飲食店ではエアコンの台数が多く、一般家庭より汚れが多い傾向にあるので、より必要性は高まります。とはいっても店のクルーでできる清掃には限界があります。
専門業者ならば、エアコンを分解して熱交換器の洗浄からドレンパンの清掃までやってくれることがほとんどです。1年に1回程度の定期的な清掃を行うことで、エアコンを清潔に保ち、寿命を延ばすことが期待できます。

フィルターの清掃

洗浄以外にも、エアコンを快適に使用するために店舗でできることがあります。エアコンのフィルターを定期的に洗うことです。フィルターはほこりなどですぐに目詰まりするので、完全に詰まって風が通らなくなる前に適宜洗ってあげることが大切です。
そしてもう一つ有効な対策が、不織布フィルターを導入することです。エアコンのフィルターに挟むようにして不織布フィルターを取り付けると、エアコンにホコリや油煙などが入りにくくなるので、エラー発生を低減することができます。また、上述のフィルター自体の汚れも少なくなるので、掃除の手間も省けます。不織布フィルターは使い捨てなので数週間ごとに取り換えるだけで済むので、時間もとりません。費用対効果に優れた対策と言えるでしょう。

まとめ:エラーが起きる前の対策が重要

エアコンは掃除を怠ると電気代が上がる、カビが繁殖するといったデメリットがあるだけでなく、エラーが発生すると大きな損害になります。
日ごろの清掃に加えて、業者による空調機洗浄、不織布フィルターの採用などによって事前に対策をうっておくことが大切です。

【外食向け】空調機の故障軽減・防止フィルター

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