シネコンにおけるGHP空調機のメンテナンスの重要性

シネコンの空調設備で、GHP空調機が導入されている劇場は多く存在しています。
GHPは、ガス会社やメーカーが主体となって進めている、フルメンテナンス契約があるため、ちょっとコストは割高ですが、日々のメンテナンスのことは気にしなくて大丈夫だから安心。

と、思っていませんか?
実は、落とし穴があるので、要注意です。

   

フルメンテナンス契約の内容を確認しよう

そもそも点検は毎年していない

シネコンの空調機は台数が多い為、フルメンテナンス契約にも年間で、100万円単位でコストを掛けているケースが多いです。

これだけのお金を掛けているのだから、故障した時は無償対応してくれるし、対応も早いし、何も不便に思うことはない。

と思われるかもしれませんが、
実は、そうではありません。

しっかりと契約内容の見直しをして頂きたいですが、
点検は決まった年数か、運転時間が経過した時にしか実施しません。

遠隔制御のオプションが入っていない限り、
今の機械がどんな健康状態で運転しているかがわからないのです。

どこまでが点検範囲か

契約内容を確認し、どのような決まりで点検周期が決まっているかを確認してみましょう。

そして、何を点検しているのかを確認してみてください。

シネコンにおける一般的なGHPのフルメンテナンス契約ですと、
・定期点検→室外機
・不具合時の無償対応→室外機・室内機
という決まりになっていることが多いと思います。

空調機には室外機と室内機がある

定期点検は室外機だけのケースが大半

そもそも、シネコンで採用されているGHPは、室外機と室内機があります。

その内の室外機しか定期点検がされていないということは、
空調機としては、100%の保証ができている状態にはなっていない。ということになります。

とは言え、故障があった時には室内機も無償で対応してくれるのだから問題ないじゃないか。
という声もあるかと思いますが、そうではありません。

室内機は、故障検知をしてくれる場合は、電気部品関係が壊れた時だけなのです。
風を送る駆動関係の部品は点検を実施しないと、今の状態がどんな状態かわわからないのです。

換気に関わる空調機は室内機

と言っても、室内機の駆動部品に異常があったとして、何が問題なのか。
と思われる方もいると思います。


大問題です。

映画館は、適切な換気ができている。と全国の映画館でPRしていますが、
室内機の駆動部品に不具合があった場合、その換気ができなくなってしまうからです。

しかも、その不具合は、エラーとして検知されません。
スクリーン内の環境(温度や湿度、CO2値)を、社員さん・従業員さんが異常だ。と判断し、ガス会社やメーカーに連絡をしないと機械の調査をしてくれない場合がほとんどです。

まとめ

GHPのフルメンテナンス契約だけでは、空調機の性能は100%発揮できません。

その為、室内機の定期メンテナンスが必要となってきます。

フルメンテナンス契約を結んでいるから、今まで点検は契約先にお任せだった。
という場合、室内機の状態は悪化している可能性があります。


室内機の状態がどんな状態かを確認したいという場合は、
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

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