SDGs目標13. 気候変動に具体的な対策を/企業が取り組める事例を紹介

環境問題、気温上昇、SDGs…名前は聞いた事あるけど今日に至る経緯まで詳しく知らない。
そんな方の為にざっくりまとめてみました。とりわけ「13.気候変動に具体的な対策を」に着目しています。

   

ウィーン条約とモントリオール議定書

オゾン層の保護のための ウィーン条約

これがウィーン条約の正式名称です。1985年3月に採択、1988年9月に発効。オゾン層の保護を目的とした国際的対策の枠組み条約で、日本は1998年に加入しました。

オゾン層を破壊する物質に関する モントリオール議定書

ウィーン条約に基づき、同じくオゾン層の保護を目的として、1987年に採択、1989年に発効された。
日本は1998年に加入した。ウィーン条約が大まかな枠組みで、モントリオール議定書は規制対象物質や削減スケジュールを策定したものになります。特定フロン、ハロン、四塩化炭素などの全廃期限が策定されました。

モントリオール議定書は7回もの調整・改正を繰り返している!?

規制の追加とスケジュールの前倒し

1987年に採択されたモントリオール議定書はその後、1990年ロンドン→1992年コペンハーゲン→1995年ウィーン調整→1997年モントリオール改正→1999年北京改正→2007年モントリオール調整→2016年キガリ改正と今日に至るまでに7度の調整・改正を繰り返してきました。下の年表は産業革命からの簡単な年表です※当社調べ

2016年のキガリ改正

先進国(日本を含む)は、2019年から2036年までにHFCの生産量を85%、段階的に削減することが義務付けられました。【基準値は2011~2013年の平均数量】

2015年のSDGs採択とパリ協定の採択

MDGsとSDGsの採択

2000年にはMDGs、通称ミレニアム開発目標【Millennium Development Goals】が採択され、8つの目標、21のターゲット、60の指標が定められました。これはいわばSDGsの前身となります。2015年にはごぞんじ、SDGs【Sustainable Development Goals】が採択され、8つの目標が17の目標に増えました。2030年までに持続可能な世界を目指す世界目標の誕生です。

パリ協定の採択

SDGs採択の前年、2014年にはRE100が発足しました。これは企業の自然エネルギー100%を推進する国際ビジネスイニシアティブで、2050年までに再生可能エネルギー100%を目指す企業が増えてきました。2015年に採択されたパリ協定では、世界共通目標として気温上昇を2℃未満に抑制するという具体的な指針が決まりました。

さいごに

オゾン層保護とかフロンの規制、自分には関係ないと思う方も多いかも知れません。ですがこのフロン、どこにでもある「エアコン」の中に入っています。エアコンの効きが悪くて業者を呼んだら「冷媒が漏れてました」と言われたことはありませんか。この冷媒と呼ばれるものが二酸化炭素よりもはるかに地球温暖化に悪影響を及ぼします。企業や工場で使われるエアコンは「第一種特定製品」と呼ばれ、フロン排出抑制法の対象となります。点検義務が存在します。これはビールサーバーや自動販売機も例外ではありません。まずは自分の勤め先など気にかけてみてください。

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